|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ F : [えふ] ファロー四徴(症) ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ ディーゼル機関車 : [でぃーぜるきかんしゃ] (n) diesel locomotive ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 機 : [き, はた] (n) loom ・ 機関 : [きかん] 【名詞】 1. (1) mechanism 2. facility 3. engine 4. (2) agency 5. organisation 6. institution 7. organ ・ 機関車 : [きかんしゃ] 【名詞】 1. locomotive 2. engine ・ 関 : [せき, ぜき] (suf) honorific added to names of makuuchi and juryo division sumo wrestlers ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel
EMD FTは1939年から1945年にかけてGM-EMDで生産された電気式ディーゼル機関車である。当初はEMC名義で製造され、1941年以降の製造分はGM-EMD名義で製造された。 FTは大いに成功したFシリーズ系列の記念すべき最初のモデルである。 == 貨物用機関車登場 == FTが登場した1939年当時、旅客輸送はEシリーズが入替ではSC等が導入され、無煙化が始まっていたものの経営の主力である貨物輸送はまだ蒸気機関車が担っており、この状況はしばらく続くと思われていた。 EMCは1930年代末に567型エンジンを開発し、Eシリーズで1938年から製造されたE3より採用された。続いてEMCでは無煙化がまだ先と思われていた貨物輸送用に567型エンジンを使用した機関車FTを1939年に登場させた。 EMCはFT-103号を利用して全米でのデモ走行を約1年間行い貨物用ディーゼル機関車の売込みを行った結果、大成功をおさめサンタフェ鉄道等、西部の鉄道を運行する鉄道会社は砂漠で蒸気機関車に水を補給する苦労から解放されるとしてFTを大歓迎した。 量産車は1940年から出場し各鉄道会社に納車されたが、特にサンタフェ鉄道はAユニット 155両、Bユニット 165両と300両以上納車された。〔余談だが、サンタフェ鉄道とは逆に西部を走る鉄道会社でありながらFTを1両も導入しなかったのはユニオン・パシフィック鉄道。旅客輸送用ではEシリーズの初期型であるE2を導入しているが、複数のディーゼル機関車と1両の蒸気機関車の出力が同等であったため、貨物輸送はFTではなくビックボーイを導入している。ユニオン・パシフィック鉄道がFシリーズを導入するのはF3からである。〕 なお、1941年1月1日にGMはEMCとウイントンのエンジン部門を統合し、GM-EMDとなったためFTも1941年以降に製造分はGM-EMD名義となった。 FTの成功は貨物列車牽引の分野での蒸気機関車を次々に置き換えるきっかけとなり、また、FTをはじめとするFシリーズは21年間にわたり7,000両以上も生産されるというアメリカの第一世代のディーゼル機関車としてもっとも成功した機関車となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「EMD FT形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|